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美品 カイ SR
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日銀本店から南北に延びる「日銀通り」=東京都中央区で2022年10月20日午後0時15分、杉山雄飛撮影
日銀本店から南北に延びる「日銀通り」=東京都中央区で2022年10月20日午後0時15分、杉山雄飛撮影

 「値上げの秋」はいつまで続くのか――。32年ぶりの円安・ドル高とウクライナ危機による資源価格高騰を受け、家計は苦しくなる一方だ。それなのに日銀の黒田東彦総裁は「物価上昇は一時的だ」として円安の一因ともなっている大規模な金融緩和を今後も続けると大見えを切る。日銀近くで働く人たちの本音はどうなのか。昼の「日銀通り」周辺を歩いた。

値上げの波、ランチを直撃

 東京・日本橋本石町にある日銀本店から南北に延びる一方通行の小道が「日銀通り」だ。周囲には三井本館や、日本橋三越本店など重厚な建物が多い。昼時には周囲にキッチンカーなどが並び、働く人たちでにぎわいを見せる。物価上昇の波は、ここにも及んでいた。

 ランチを買いに来た総合商社の男性(45)は「日ごろの食材の値上げがきつい。光熱費も上がっている。地方にある実家から野菜を送ってもらう頻度が増えた」という。この日は近くの店で500円の中華弁当を購入し、職場へと戻っていった。

 21日発表された9月の消費者物価指数でも物価の上昇傾向は鮮明だ。企業間取引の価格水準を示す9月の企業物価指数は1960年の統計開始以降で過去最高となり、さらに深刻だ。10月には食品だけで6500品目超が値上げとなる。

肉まん倍に「もう買えない」

 日銀通りをまっすぐ歩き、JR神田駅方向に進むと、店の数が一気に増える。昼時になると、飲食店が一斉にランチメニューを掲げ、にぎわいは一層増す。新型コロナウイルスの影響が収まり、ようやく活気が戻り始めた街を物価高の暗い空気が覆って…

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